翻訳と辞書
Words near each other
・ クサンシ
・ クサンチッペ
・ クサンテ (小惑星)
・ クサンティ
・ クサンティッペ
・ クサンティッペ (小惑星)
・ クサンティッペー
・ クサンティ県
・ クサンテン
・ クサントス
クサントス (ギリシア神話)
・ クサントス (歴史家)
・ クサントス-レトーン
・ クサン・レイ
・ クサヴァー
・ クサヴァー・シャルヴェンカ
・ クサーノ・ムトリ
・ クサーバー
・ クサール
・ クサール (競走馬)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

クサントス (ギリシア神話) : ウィキペディア日本語版
クサントス (ギリシア神話)
クサントス(, )は、ギリシア神話、人物、あるいは馬。英語読みでザンザスとも呼称する。
*河神スカマンドロスの別名〔『イーリアス』20巻、21巻。〕。
*イーナコスの兄弟〔ヒュギーヌス、145。〕。
*パイノプスの子〔『イーリアス』5巻。〕。
*トラーキアの王ディオメーデース人喰い馬の1つ〔ヒュギーヌス、30。〕。
*ヘクトールの馬の1つ〔『イーリアス』8巻。〕。
*アキレウスの馬の1つ(以下に説明)。
----
クサントス()は、ギリシア神話に登場する名馬の1つである。ハルピュイアポダルゲーと西風ゼピュロスの子で、バリオスと兄弟であり、不死であったとされる。またクサントスとバリオスはペーダソスとともに英雄アキレウスの持つ、3頭の名馬の1つでもあった〔『イーリアス』16巻。〕。
クサントスとバリオスはもともとポセイドーンの馬だったが、ペーレウステティスが結婚したさいに贈られた〔アポロドーロス、3巻12・5。〕。その後、アキレウスはトロイア戦争に2頭を連れていき、エーエティオーンとの戦争で得た名馬ペーダソスとの3頭で自分の戦車を引かせた。パトロクロスの死によってアキレウスが戦争に復帰したとき、ヘーラーはクサントスの口を借りてアキレウスに死の運命を予言した〔『イーリアス』19巻。〕。
アキレウスの死後、クサントスとバリオスは再びポセイドーンの馬になったという〔高津『辞典』p.194b。〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クサントス (ギリシア神話)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.